ついに「SIM-LEI」第一号車(EV車)が完成!

by Digitized Information on 2011年3月31日木曜日





 さて震災関係の話から逸れるが、電気自動車(EV)のベンチャー企業のシムドライブは3月29日、同社が主催する電気自動車(EV)開発プロジェクトの1号車「SIM-LEI」(シム・レイ)が完成し、航続距離は1充電で333km(JC-08モード)を達成したと発表した。 4輪それぞれにモーターを搭載する「インホイールモーター」を採用し2013年の量産を目指している。
この試作車の開発にはIHIやいすゞなどの32社と2自治体の計34という複数の自動車企 業や部品メーカーの関係機関によるEV開発プロジェクトが作り上げた。車名の「LEI」は「Leading Efficiency In-wheel motor」から来ており、その名のとおりそれぞれのホイールにアウターローター式モーターを組み込むイン・ホイール・モーターと、車体床下に走行コン ポーネントを収めるコンポーネント・ビルト・イン・フレームを採用した。
電池容量は24.9キロワット時で、時速100キロメートルの到達時間は4.8秒とスポーツカー並だ。
車体サイズは4700×1600×1550mm(全長×全幅×全高)で、超低空気抵抗デザインと取り入れ「車体サイズに比べて極めて広いインテリア」と説明している。

記事によると、清水浩社長は、「夜間に充電を行うことを前提とすれば、日本のすべての車がEVに変ったとしても、発電所の増設は不要なので、現在、問題になっている昼間の電力不足の解決にも貢献することが可能だ」とコメントしている。
日本の全産業技術の塊と云っても過言でない、この車は日本の英知の集約だと思うので、この時期に、これが復興への明るい一歩として元気にスタートしてもらいたいと思う。
株式会社シムドライブ
ニュースリリース
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