自炊は自炊に非ず?

by Digitized Information on 2010年12月24日金曜日





「自炊」とは自分で食材と調味料などを用意し、自分で料理を作って食べる行為と国語辞典には書いてあり、私もそう思っていたが、実はそうではない意味で使っていることを今秋知った。ここで云う「自炊」とは書籍をスキャンしてそのデータ(文字・画像)を携帯端末にDLして改めて見たり読んだりすることを「自炊する」というらしい。つまり、書店で購入した雑誌や漫画、書物などを断裁して1枚ずつ印刷物を専用のデジタルスキャナーで読み取り、そのデータをPCやipadなどの端末に移して楽しむことをいう。私は大事な書物を実際に裁断する行為には相当抵抗があって出来ないが、現実にはTwitterで「最近自炊やってみました。」とつぶやいている方もいるらしい。でもなんでこの語源なのか知らないが、その道の達人は2ちゃんねる由来の隠語だという。自分で書物を吸い出してPDFなどに変換するので、自分で吸い出すから当て字で「自炊」というらしいが、もう少しアングラ的にいうとMAMEと呼ばれていたアーケードゲームのエミュレータプログラムと、ゲームのROMデータを特殊な装置でプリント基板からPCへ吸い出す行為そのものが「吸う」の原点だという。隠語と言えば一昔前は「マジコン」「割れ厨」「ピーコ」など懐かしい気がする。
最後に「自炊」向けにamazon.co.jpでも必要なツールが販売されているから、かなりの需要があるらしい。参考に下記に断裁機とスキャナーのサイトを表記しておく。
プラス 断裁機 裁断幅A4 PK-513L 26-106
富士通スキャンスナップ S1300  FI-S1300


日本を代表する技術「金属光造形」で作る金型制作

by Digitized Information on 2010年12月15日水曜日


数日前の新聞に「日本のレーザー研究開発」はレーザー先進国のドイツに比較したら、中学生並の技術だと書かれていたが、確かに国家的レベルではレーザーの核融合研究などは低調のようだ。一方産業界に目を移すと、レーザーを使った画期的な技術があるので紹介したい。その開発者はパナソニック電工(株)に在籍されている吉田徳雄さんだ。この人が開発したのは、「金属光造形・複合加工技術」による金型製造だ。金型とはみなさんが使っている携帯電話やテレビ・車・電車というように目に見える製品。例えばボールペンもペットボトルもそうだがそれを成形するときに必ず必要となる凹凸型を金型という。凹型と凸型の僅かな隙間に材料を入れて製品の外形が成形される。いわば大量生産できるのはこの金型のお陰なのだ。しかし昨今は携帯電話に代表されるように、次々に新製品が世に出回る。つまり金型は短納期で作らなければならない。設計段階から既に発売時期が設定されてるので遅れると他社製品に売上を取られてしまう過酷な環境なのだ。そういう中で金型製造は精度と時間がかかりやっかいなのだが、吉田さんはそこに革命的な発想技術を注ぎこんだのである。金型は普通大きな金属ブロック材をNCカーボン加工やNC旋盤やNC放電加工そして仕上げなどの磨きを含めて工程はまだまだあるが、この部分を特殊な金属の粉と特殊なレーザーの熱を制御しながら、ミクロン単位で工作精度も仕上げる技術を成功させた。その結果金型の制作期間も従来の約半分に抑えた。この光造形では従来の切削では難しい複雑な形状もクリアするという。この機械は2010年12月現在、世界数台しかない装置だそうだ。こういう技術は図々しい周辺の国家的詐欺大国が、勝手にコピーして自分達が開発したようなに極悪連中に根こそぎ持って行かれないよう注意したいものだ。
■「金属光造形複合加工技術」吉田徳雄様(パナソニック電工株式会社)
■金属光造形複合加工システムによる高機能射出成形金型製作(PDF)

ついにNHKもYouTube投稿サイトに専用チャンネルを創設

by Digitized Information on 2010年12月8日水曜日





NHKエンタープライズ(NEP、東京都渋谷区)は12月7日グーグルとコンテンツライセンス契約を提携した。これにより「NHK特集」などを含むノーカット動画約200本、番組ダイジェストなど3分程度に編集した動画を鑑賞できる専用サイトをグーグル傘下の動画共通サイト「You Tube(ユーチューブ)」で公開した。NHKの主な狙いは、You Tube上の違法投稿を削除することと、もう一つは「You Tubeを利用しない若者はいないが、NHKを見ない若者は多いので、こうした利用者にNHKに親しみを持ってもらいたい」と関係者は話している。興味ある人は下記のサイトをクリック。

■NHK番組コレクション

ペットの顔を自動認識するソフトをパナソニックシステムネットワークス

by Digitized Information on 2010年12月3日金曜日










最近のデジタルカメラは顔認識ソフトが組み込まれて重宝しているが、ついにペットなどの動物の顔を複数認識するソフトがパナソニック システムネットワークスから「FaceU」というミドルウェアで、複数のペットの顔を認識する機能を追加したソフトを発表した。これは犬・猫・小鳥のペットの顔を自動 認識する「登録なし認識方式」のほか、あらかじめ登録したペットの顔を識別する「登録あり認識方式」も機能があるという。例えば自分が飼っている猫をカメラが認識してペットの名前も表示するという具合である。同認識技術は270度の範囲で有効で、被写体の上下を気にしてカメラを回転させる 必要はないという。今後デジタルスチルカメラやIT関連のビジュアル画面の各デバイスに活用されていくとのことである。興味ある人は当社で取材しているので内容をチェックしてほしい。
YouTube DIGINFO TV Japan

by Digitized Information on 2010年12月1日水曜日


今回は当社の産業ニュースのホームサイトを改めて紹介するので、ぜひサイトを見て欲しい。イメージはこんな感じだ。下記から当社のホームページとYOUTUBEの専用サイトに入れるので、ぜひチェックして見て欲しい。今の日本が見えてくるかも……※映像のサイズ(解像度)で動かない場合は480Pか360Pに変更するとスムーズに見られるよ。
DIGINFO TV(産業ニュース)
YouTube DIGINFO NEWS JAPAN(日本語版)

                      イメージ画面

米国はバス運賃箱がほとんどない。

by Digitized Information on 2010年11月30日火曜日








日本では全国どこでも路線バスを利用するとき、バスの運転席の横に運賃箱がありその機械にコインや紙幣を入れれば所定の乗車賃を自動計算して乗車(下車)できるのは周知の通りだ。最近ではパスモやスイカ(主に首都圏で利用できるRFIDの名称)もタッチするだけで自動的に料金の支払いが済む。ところが米国では8万2000台の路線バスが運行されているらいしいが、この自動計算機能を付けた運賃箱は珍しいというかほとんど付いていないという。
そこに目をつけた日本のメーカー米国の公共交通協会にこの運賃箱を出展したそうだ。反応は上々だということで、今後海外展開を早めるそうだ。飲料の自販機などの技術が応用されているとすれば、日本はこの手はお家芸だ。

がん発症確率の将来予測の先端研究について 【エピゲノムとは?】

by Digitized Information on 2010年11月26日金曜日






私の同世代では40歳代の体力・気力をキープしてる人もいるが、小生は最近病気がひとつ治ると、又違う病気が発症する病気のスパイラルになりつつある。
「加齢だから‥‥」と言われればそれまでだが、歳と共に免疫力が低下し、ソフト面(心)は若く保っても、ハード面(身体)は自分の意思に追従するような「妙薬」が品切状態になりつつあるのだ。もちろんこれは医者から貰う薬とは性質が異なるが‥‥ところで、がんの発症率が2人に1人と、もはや国民病と言っても過言でないという車内の中吊りポスターの「雑誌」を見て年齢的に他人事に思えなくなって来たである。
そんな中「国立がんセンター研究所」が胃がんや肝臓がんが将来どのくらいの確立で発症するかを予測する技術を開発した。(日経11/22付け)という記事を見つけた。
興味ある人は下記のサイトを参照して頂く事にして、超簡単に説明すると、がんになる手前の病気で例えば胃の場合だとピロリ菌が‥、肝臓だとC型肝炎が関与しているのは周知だが‥、それらの細胞のDNA(遺伝子情報)を調べると、通常とは違う物質がゲノム(全遺伝情報)にくっついたり、巻きついたりする箇所にヒントがあるという。それをメチル化反応をいい、そのような特異な現象を【エピゲノム】いい、人体の設計図であるゲノムがウイルス感染、ストレス、老化などの後天性の生活環境でも遺伝子自体の構造が変化する現象で、それを精度良く解読する技術が開発されたというのである。つまりがん細胞はエピゲノムの変化で現れるから、それの後天的な変化を元に戻せば根本治療に役立つというのである。これに関する医薬品の開発も10年以内の実用化を進めているが、エピゲノムの国際解読計画に日本は国の予算(約10億円)措置のメドがつかないらしい。従って国際競争で不参加になれば当然不利になる。高度先進の技術開発力があるのに‥なんか民主党が与党になってから大事な研究ほど削られているような気がしてならない。国が予算補助の削減をすれば研究者のモチベーションがさらに下がるだろう。国家レベルで初期投資を惜しまなければ早く実用化するし、しいては高齢化によるがん患者の軽減が医療費の削減に繋がり国の財政も押さえられるのに。
「国立がん研究センター研究所」エピゲノム解析のサイト

氷川神社(さいたま市内)何十年ぶりに参拝に行った

by Digitized Information on 2010年11月22日月曜日





昨日の日曜日は約半世紀ぶりに埼玉のさいたま市内(旧大宮市)にある「氷川神社」参拝にぶらっと行ってきた。亡き父に子供の時、一度だけ連れられて行ったというだけで当時の事は何も覚えていない。氷川神社は武蔵一宮氷川神社とよばれ、埼玉、東京、神奈川に点在する数百の氷川神社の本拠として、二千三百年以上の歴史を持っている。
思っていたより本殿は大きくはないが、参道は2キロメートル弱とかなり長くりっぱであり三の鳥居まである。氷川神社の総元締めに相応しく目の前の社や境内そして参道は新鮮に心に映った。一週間遅れの七五三で鮮やかに着飾った着物の親子が深い緑の御神木や林に木霊していた。
由緒によれば御創立はの第五代孝昭天皇(在位:紀元前475~紀元前393)で113歳と大変長寿だったらしい。お祀りしている神様は須佐之男命(すさのおのみこと)稲田姫命(いなだひめのみこと)大己貴命(おおなむちのみこと)だ。創建されたのが卑弥呼の時代よりさらに500年ぐらい前だから相当の歴史である。皆さんも機会があったら一度訪ねる価値は充分にあると思う。帰りに、大宮市内を散策して横丁の路地に入り気に入った酒場で旬の肴で一杯やって、エキュートで「豆狸」の黒稲荷とガイアの夜明けで紹介されていた「foods stage KITANO」で珍しいソースとお豆腐と愛媛産のじゃこ天と小洒落なスイーツケーキを買い、「鎌倉のまめや」で数種類の豆菓子を買ってがい帰宅した。
「豆狸」
「foods stage KITANO」 このスーパーは品揃えが微妙にKINOKUNIYAとも成城石井とも異なる。
「鎌倉のまめや」

国際放送機器展が幕張メッセで開幕(Inter BEE2010)

by Digitized Information on 2010年11月18日木曜日




第46回を迎える「Inter BEE(国際放送機器展)」は、音と映像と通信のプロフェッショナル展として、日本及び世界中ののトップレベルの放送機器、映像機器、音響機器、周辺アプリケーションやソリューションが一堂に会する展示会だ。日本を始め放送のデジタル化の波及や3D映像技術が急速に広がり始めており、最先端の技術力が結集され披露される場であるのだ。当社は今年も社長以下、数名のスタッフと共に一昨日の夜(16日)から現地入りし、昨日からものすごい量の取材撮影が始まった。今回はE社(情報メディア)のニーズに合うフォーマットで連携して3日間の撮影で即日、WEBニュースで公開する予定だ。展示会場:幕張メッセ 期間:11/17/~11/19
Inter BEE(国際放送機器展)のオフシャルサイト

ここまで来た!! 超簡単。携帯で料理撮影すると、即カロリーを自動計算し判定する。

by Digitized Information on 2010年11月15日月曜日




常にダイエットを気にされている女性に朗報な情報が飛び込んできた。美味しい料理は食べたいが、体形も気になる。しかし、いちいち食した各料理のカロリー計算も大変である。そこでNTTコミュニケーションズは考えた。 これから食べたい料理を携帯電話のカメラで撮影して、その画像を同会社のサーバーに画像転送すると、10万件以上の画像データから最も類似した料理を瞬時に見つけ、メニューとカロリー、分量を推測・推計する。例えばオムライスだと、玉子焼きの色とその分布量や配置の形、さらに皿の形状などの様々のデータを集計する。同様に玉子焼きの上の赤いケチャップソースや添え物の野菜なども同じ手法で算出される。その結果が消費カロリーとして記録され「スリム維持」「健康維持」に必要なコメント・アドバイスがメールで確認できるという。サービスは来年1月(2011年)からNTTのギャラクシーやソフトバンクのアイフォーンなどのスマートフォーンにトライアル版として無料提供するという。 従来からNTTドコモなど各社では食事カロリーを管理するソフトを提供しているが、ユーザーがメニューやカロリーをその都度入力するのが面倒で長続きしなかった意見を反映したアプリソフトになった。 私ならもう一工夫して、人間も画像データとして送信すると体の特長から消費カロリーを計算できるようになると良いんだが、身長や体重などの数値を入れないと難しいかも。
■NTTコミュニケーションズ・健康増進アシストサービス(仮称)

発売を延期して昨日11月11日GOPAN(ゴパン)を発売。

by Digitized Information on 2010年11月12日金曜日




近年、家電でのヒット商品も難しいご時世だが、三洋電機が今年(2010年)7月に発表した、お米から作るパン(米粒パン)の人気がものすごく事前の生産販売台数が注文数に追いつかず約1ヶ月間発売を延期してフル生産し、ようやく昨日の11月11日に発売に漕ぎつけた。これは高価な米粉(こめこ)を使うのではなく家庭にある普通の米(米粒)を投入すると直接パンが作れるパン焼き器で世界初だという。米粒を投入口から入れて、すりつぶし米粉に加工し、水、塩、ドライイーストなどを加えてペースト状の柔らかい生地を作る。さらに、約4時間かけて焼けば、出来上がりだ。食感はモチモチ感があって、小麦アレルギーの人にも喜ばれそうだ。販売価格は約5万円ぐらい。

三洋電機【GOPAN】の商品サイト
当社スタッフも7月の報道発表を取材しているので下記動画でチェックできる。

驚き!!人造人間型ロボットと生身の人間の共演によるロボット演劇

by Digitized Information on 2010年11月11日木曜日



人間そっくりのロボットをアンドロイドというが、そのロボットと本物の人間とが演劇をするという。信じられないが実際に2010年11月10日・11日、東京池袋の劇場で2日間上演される。演出家の平田オリザさんとロボットを開発した大阪大学の石黒浩教授のコラボレーションで実現した。今まで何回か大阪での上演はあるが、東京は今回が初めてで、しかも今回は所謂ロボットタイプではなく、かなり人間にそっくりなリアルな仕上がりで、動きも「人間らしさ」を追及しているという。どういうお芝居か大変興味があるが今回は見逃してしまった。上演時間は約20分とのこと。将来は俳優さんも全部、好みのロボットで代劇する世界が近いとなると、自分の奥さんや旦那さんも自分好みに注文して本物より相性が良いパートナーが出来るかも。ウフフ。
詳しい内容は下記をクリックしてみて。
■ アンドロイド演劇「さよなら」
■ 平田オリザ
■ 石黒浩教授
■ 大阪大学 大学院基礎工学研究科 知能ロボット学研究室(石黒研究室)

ポスターカラーペン「ポスカ」で好きな絵や文字を描くと3D立体視(チョッとスゴクネ~!!)

by Digitized Information on 2010年11月10日水曜日



今年は巷では3D元年と呼ばれ3D上映館や家電売り場は盛況のようだが、文房具業界でも、ついに3D用のステーショナリー・グッズが発売された。 それはポスターカラーをペン型マーカーにした「ポスカ」という名称で20年以上前から世に出している三菱鉛筆の会社だ。 今回は「ポスカ」のうち立体視に適した8色を、3Dメガネなどとセットにした「ポスカ3D8色セット」を発売した。黒い画用紙に自分で描いた絵や文字を専用の3Dメガネで見ると、3次元で楽しむことができるらしい。 暖色(赤系)は飛び出して見え、寒色(青系)はへこんで見えるという。原理は光の屈折で目が錯覚を起こし、色の変化が奥行きの変化に見える仕組み。販売価格は税込みで1942円とちょっと高めだが面白そう。発売中
三菱鉛筆(株) 「ポスカ3D8色セット」新発売(プレスリリース)

お化けカボチャを吊り上げて、車の屋根にドスン!!

by Digitized Information on 2010年11月9日火曜日




先日、日本も「ハロウィンパーティ」を商魂に位置づけて信者でもない一般の連中が、秋のイベントとして寛容に受け入れて行事は終わった。当然、主役はカボチャだが、まっ、それはともかく最近、巨大カボチャ(約542㎏)をクレーンで高く吊り上げて、乗用車の車の屋根に落すという面白いyoutube動画があったので、紹介する。ストレスでイライラしている人は少しスッキリするかも。

新たな表示原理のディスプレイ (MEMSシャッター方式)

by Digitized Information on 2010年11月2日火曜日


従来の液晶ディスプレイの改良でもなく、有機EL次世代ディスプレイでもない、新技術を使ったディスプレイを日立ディスプレイがピクストロニクス社(米国)の技術を導入して開発に漕ぎつけた。
性能は消費電力が従来の液晶ディスプレイの半分になり、色の再現も高く、動きの激しい動画も表示が出来る。原理はMEMSという眼に見えないほどの、微小の電子機械式のシャッターを画素の数だけ作成し、1個、1個の画素にそれぞれMEMSシャッターを配置し、電圧印加に応じて、シャッターの開閉を超高速で連続動作する仕組みだ。さらにそこに従来は白色のLEDだけのバックライトとカラーフィルターや偏光板など、部品点数が増えコスト増になっていたが、今回の場合の光源は赤青緑の3色のLEDのバックライトだけで良い。先ほどのMEMSシャッターと3色のLEDがシンクロしながらシャッターの開閉を制御して、ディスプレイにカラー映像を表示する。このシャッター速度は100マイクロ秒、つまり0.0001秒、言い換えると1万分の1秒とまず従来の液晶との桁違いに驚かされる。応答速度が速いので残像は皆無である。各種のフィルターも不要なので色損失がなく、鮮やかな色調になる。今までの液晶の光の透過率に比べて約10倍も効率が上がっている。日立ディスプレイは、携帯電話端末をターゲットに2011年後半に量産を開始するということだが、個人的には携帯電話用と言わず、エコだし、応答速度も良いから家庭用の大型ディスプレイとして是非、早く実用化してほしい。この情報は先日当社スタッフが取材したので動画でチェックして欲しい。
日立ディスプレイズ・MEMSシャッターディスプレイ試作品を制作(動画)

驚き!! リアルな心臓レプリカ

by Digitized Information on 2010年10月28日木曜日



日本が得意とする精密機械や各製品の多くは、国内の大手メーカーが開発から生産までどんどん海外にシフトしてしまい、先端技術を下支えして来た日本の中小企業は受注減による倒産が深刻だ。一方で日本の人口は高齢化のスピードが半端ではない。そんな中、高齢化を背景に、医療現場のニーズに細かく対応して頑張っているニッチ企業がある。京都市伏見区にある株式会社 クロスエフェクト1である。クロスエフェクトは国立循環器病研究センターの白石公小児循環器部長と共同で本物そっくりの心臓の複製を開発した。大動脈血管、大静脈血管や心臓の各部位に、それぞれ専用の特殊ウレタン樹脂を使い、光造形という最先端の3Dによる立体制作により短時間で製品化をしている。その出来栄えの質感や形状は限りなく本物の筋肉組織に近い。それは患者本人の心臓をあらかじめCT画像でコンピュータ処理したDICOMデータを光造形装置に利用しているからに他ならない。先天性心疾患患者は現時点で400,000人の患者がいると考えられており,今後も年間10,000人の割合での増加が予想されらしい。
心臓に異常がある場合まちまちで、患者ごとに異なる。そこで難易度の高い手術を控えた執刀医や手術経験の無い若手医師に、術前シミュレータ(模擬手術)で手技能力の技量をアップしながら、患者に負担率を掛けない手術の成功率が格段に上がるのである。最新のデジタル技術と精密機械がそれに応えたのである。
株式会社 クロスエフェクト2
国立循環器病研究センター

なつかしい オープンデッキA-4010S

by Digitized Information on 2010年10月22日金曜日





今から10年前にマンションに引っ越した際、長年愛用して来たティアック製のオープンリール式4トラック・ステレオデッキを手放した。振り返ればそれを購入したのが1979年頃だ。当時99,800円と決して安くはなかったが、泣け無しの金を叩いて手に入れた。何しろ欲しくて夢にまで見た代物で、リールモータ用の送り出し、巻き戻し、キャプスタンローラーに3つに専用のモータを使った事で機械式とは違いフェザータッチの感覚でスイッチ類の操作が出来た。高精度が要求されるオートリバース機能を搭載し、ライン・マイクの録音入力が独立しているのでミキシング録音も出来た。何しろ音が良かった。
そして何故今、31年前のその記憶が蘇えったかと言えば、つい最近2010年10月19日の日経産業新聞に「あの商品は今‥」というコーナーに(アナログ感、マニアに人気)という見出しで掲載されていたのだ。今日のデジタル全盛時代によく取り上げてくれたものである。記事を読んだら手放して事を後悔したが後の祭りだ。このデッキの信頼性を裏付けるエピソードとして現在のFM東京の前身であるFM東海の時スタジオからの送り出しに、このA-4010Sが使われていたのである。当時の民生機器が如何に優秀であったかと思う。

順番の待ち時間が分かるリトル公式とは?

by Digitized Information on 2010年10月21日木曜日



私は最近知ったのだが東京大学大学院の西成活裕准教授によると「リトルの公式」と呼ばれる算式を使うと、行列の待ち時間がどれぐらいかを簡単に計算できるという。それが事実なら「だいたい何分ぐらい待てば、ラーメンが食べられる」というのが分かるのという。長い行列でも安心して並ぶことができるようになるのだ。リトルの公式では次のような算式で待ち時間を計算する。待ち時間(分)=行列の人数÷1分間の到着人数で何分待てばいいか時間の答えが出るというのだ。自分がならんだ行列の(前の)人を数えてみて、次に自分の後ろに1分間で何人ならんだかを数えてみるだけ。例えば、20人の行列の最後尾に自分が並び1分後、自分の後ろに4人いたら、20人÷4人=5分となり、つまり自分の前に20人居ても、約5分後には自分が先頭の順位に居るということになる。
私はまだ試していないが、是非今度、銀行のATM.遊園地のアトラクションで実験してみたい。

ブログ再開。出口のない激痛から、ようやく職場復帰

by Digitized Information on 2010年10月5日火曜日






小生、不覚にも「くしゃみ」からギックリ腰、そして「椎間板変性症」と症状が悪化したのが9月上旬、更に追い討ちを駆けるように、今度は右肘うしろの皮膚が突然ヒリヒリ「紙やすり」でゴシゴシまたは「やけど」のようなヒリヒリ痛みに悩まされ、時々感電したようにビリビリ感に襲われた。大学病院を含む3つのお医者さん、2つの皮膚科に通院し、ようやく現状復する事ができた。
一時期は椅子に腰掛けたり、立ったりは10分が限度だった。診察の待ち時間も、先に診察ベッドで横臥状態で順番待ちをした程辛かった。激痛当初の痛みは対処療法の鎮痛剤でなんとかしのいだが、胃腸への副作用で中止した。原因治療薬もなく、結局医者は「安静にしていなさい。」だけである。
ところが安静の言葉を100%信用した為、今度は全身が不調のスパイラル状態。右膝、鼠径部、心臓、胃などが不協和音である。 では1ヶ月余りでここまで回復出来たのは何か。それは知人・身内・そして何よりもここのT社長と社内スタッフさんの「優しいいたわり」のお陰である。特にOスタッフの「温かい励まし」が、小生の心身には一番の薬になった。その甲斐あって、ようやくトンネルの出口が見えて来た。 皆様に改めて感謝お礼の気持ちで一杯です。 充分お祓いを受けて、これから少しずつ体調を見ながらブログを再開したいと思います。

なんとチップサイズ20.5センチ角の超感度COMSセンサー

by Digitized Information on 2010年9月1日水曜日




キヤノンが2010年8月31日、世界最大となる新しい超高感度CMOSセンサの開発成功を発表した。上の写真がそれである。そのチップサイズはなんと205×205mm。同社の35mm用カメラ搭載のフルサイズのCMOSセンサ(右)と比べるとサイズ比の面積は約40倍になり、一目瞭然のでかさで驚かされる。大型化により、集められる光量を増やすことができるため、光の少ない暗い環境でも撮影が可能になり0.3ルクスで約60コマ/秒の動画撮影が行えるそうだ。
センサを大型化するほど信号が遅延するが、送受信の信号回路設計を根本から見直して高速化を開発し、徹底的な製造のクリーン化を実現したという。因みに35ミリサイズセンサーが必要な光量の約100分の1での撮影が可能なので月夜の半分程度の明るさで撮影できるという。星空や夜間の動物撮影などへの利用が期待されているようだが当面業務用でしょう。価格は相当なものだろうね。
http://web.canon.jp/pressrelease/2010/p2010aug31j.html

キャノンが1億2千万の超画素CMOSセンサーを開発

by Digitized Information



今日から9月。さてキャノンは2010年8月24日時点で世界最高画素のCMOSセンサーを開発した。現在キヤノンが製品化しているセンサーのうち最高画素数を搭載しているデジタル一眼レフカメラは「EOS-1Ds Mark III」と「EOS 5D Mark II」に搭載している35mmフルサイズ、約2,110万画素のCMOSセンサーであるが、なんとそれの5.7倍にあたる1億2,000万画素の開発に成功したとのこと。撮像画面サイズは約29.2×20.2mmと最大である。アスペクト比が16:9に近いAPS-Hタイプになる。キヤノンが製品化しているAPS-Hサイズで最高の約1610万画素CMOSセンサと比べ、約7.5倍の約1億2000万画素。解像度は2.4倍に向上しているという。勿論フルHD(1,920×1,080)の動画機能も備えている。
CMOSとは相補性金属参加膜半導体のことで、私達が普段使っているデジカメの網膜にあたり画質の性能を左右する部品である。因みに普及品のコンパクトのデジカメのCMOSのサイズは1/2.3型が一般的で6.2×4.6mmで約1,000万画素である。だから面積比だと約20倍も大きい。私も感度を上げてもっと大きくなりたい。
http://canon.jp/

今年の8月は暑い暑い!!東京は熱帯夜を更新中

by Digitized Information on 2010年8月31日火曜日




8月も今日は月末の31日、連日東京は猛暑続きで夜になっても地表の温度が下がらず、熱帯夜の連続日がとうとう47日となり記録更新をした。48日目に入ると気象庁観測始まって以来の出来事になる。そんなうだる暑さの中、29日の日曜日早朝から、総合防災訓練を行った。私は縁あって町会(地域型社会奉仕慈善事業団体組織)のスタッフとして約9年在席しているが、この日も故障続きの右膝をかばいながら、機材の搬入、消火ポンプ、AED蘇生法、一斉放水訓練のバックアップ、初期消火活動参加体験、など消防署・区役所・各町会・各自治体と連携訓練が無事実行出来た。約520人の老若男女の住民が暑い中、真剣に訓練に取組んだ。それにしても今年の暑さは例年と違う。意識がボウーッとなる。訓練会場の校庭の地面がジリジリと熱せられ、風景がグラグラ揺らめいている。油蝉も耳鳴りのように激しく合唱していた。8台の消火ポンプの一斉放水で白い水しぶきからインスタントの虹が見えた。しかし誰一人熱中症になった人がなく幸いでありホッとした。明日から9月。9月といえば1年で一番忙しい町会の行事がある。それは、「例大祭」だ。簡単に説明すると御神輿(おみこし)を渡御(とぎょ)して一年の感謝を地元の氏神様を祭ってある神社とその町全域を練り歩くという事になる。この準備の為に既に6月から専門部会を作って準備に当たるのである。とにかく町の一大イベントである。機会があれば又報告したいと思う。

超人ヒューマンビートボックスパフォーマーの演技

by Digitized Information on 2010年8月30日月曜日






少し硬い話が続いたので、今日は超有名な日本若手のヒューマンビートボックスパフォーマーのスゴ技をyoutubeで堪能しよう。この種の世界大会があればトップスリーに入るのは間違いないと思う。

キックボードと旅行スーツケースが合体 !! 超便利

by Digitized Information on 2010年8月27日金曜日




よく街中で子供達がスイ~~、スイ~~と路上で乗り回している、アレがキックボードであるが、一方海外旅行などで重いスーツケースを、引きずって目的地まで移動も中々大変、そこで旅行用スーツケースと、キックボードを合体してケースごと自分もキックしながら移動が楽々なるという商品が出た。商品名はマイクロラゲッジ(Micro Luggage)という。
コラボレーションの時代の申し子のような商品である。 しかしチョッと問題もある。キックボードを乗ったことの無い人は、いきなりスーツケース付きでは練習は難しいし、空港ロビー内を走行するのもチョッと慣れるまで勇気が必要かも‥‥でも自分のライフスタイルと利便性にちょっとしたスパイスになるかも知れない。アクティブな人はトライしよう。(発売は2010秋頃を予定との事)

マイクロスクーター・ジャパン(ホームページ)

ちょっと変だぞ、今の日本 ④

by Digitized Information on 2010年8月26日木曜日







タイトルは大上段になってしまったが、最近の日本は何か変だ。日本のGDP順位は世界第2位だが一時、中国が日本を抜いて第2位に浮上と報道された。その中国に未だに日本は円借款のODAを貸し付ける意味が果たしてあるのだろうか?。日本人(政府)はお人好しにも程があると思う。  現に中国は米ソに引けを取らない、ものスゴイ航空母艦の建造計画を公表し、アジアの安全に寄与すると表向き云っている。(うそぶいている)
極端に言い方をすると、日本人である私達の貴重な税金の一部が、ODAとなって中国の軍備拡張の一つである航空母艦建造の資金に、流用されているかのも知れないのである。そして近い将来その脅威に日本人は晒される可能性が大なのである。 こういう時こそ日本政府は「極東(東アジア)の平和の安全バランスを欠く重大な脅威だ‥」位な非難抗議声明を何故言えないのか。逆の場合はどうなのか‥‥仮に、日本が彼らの軍事費の10分の1でも自衛軍備の予算化をすれば激しく日本は非難されてしまう。そういう時にこそ彼らがよく言う「内政干渉だ!!」だと堂々と反論する権利と立場なのに、それも云えない脆弱な骨抜きニッポンにどうしてなってしまったのか。
尖閣諸島の領有権にしても先方は一歩もゆずらない。日本政府(外務省)はただ黙認しているだけだ。
これは相手に認めているのと同じだ。外国人のほとんどは50%でも150%位自国のアピールをしたがる。白人・黄色問わず自己主張が半端でない。品良く控えめなどの繊細な美徳は日本だけしか通用しない。
私は別に右翼でも左翼でも右派、左派でもないが党派を超えて行かないと、日本は良くならないと思う。ここらで自分=日本人である繋がりをよく考えて何かしらの心の軸を定めないと、気がつけばどこかの国の植民地になって仕舞わないよう、正しい判断をジャッジ出来る人物が早く出てきてほしい。