米国はバス運賃箱がほとんどない。

by Digitized Information on 2010年11月30日火曜日








日本では全国どこでも路線バスを利用するとき、バスの運転席の横に運賃箱がありその機械にコインや紙幣を入れれば所定の乗車賃を自動計算して乗車(下車)できるのは周知の通りだ。最近ではパスモやスイカ(主に首都圏で利用できるRFIDの名称)もタッチするだけで自動的に料金の支払いが済む。ところが米国では8万2000台の路線バスが運行されているらいしいが、この自動計算機能を付けた運賃箱は珍しいというかほとんど付いていないという。
そこに目をつけた日本のメーカー米国の公共交通協会にこの運賃箱を出展したそうだ。反応は上々だということで、今後海外展開を早めるそうだ。飲料の自販機などの技術が応用されているとすれば、日本はこの手はお家芸だ。

がん発症確率の将来予測の先端研究について 【エピゲノムとは?】

by Digitized Information on 2010年11月26日金曜日






私の同世代では40歳代の体力・気力をキープしてる人もいるが、小生は最近病気がひとつ治ると、又違う病気が発症する病気のスパイラルになりつつある。
「加齢だから‥‥」と言われればそれまでだが、歳と共に免疫力が低下し、ソフト面(心)は若く保っても、ハード面(身体)は自分の意思に追従するような「妙薬」が品切状態になりつつあるのだ。もちろんこれは医者から貰う薬とは性質が異なるが‥‥ところで、がんの発症率が2人に1人と、もはや国民病と言っても過言でないという車内の中吊りポスターの「雑誌」を見て年齢的に他人事に思えなくなって来たである。
そんな中「国立がんセンター研究所」が胃がんや肝臓がんが将来どのくらいの確立で発症するかを予測する技術を開発した。(日経11/22付け)という記事を見つけた。
興味ある人は下記のサイトを参照して頂く事にして、超簡単に説明すると、がんになる手前の病気で例えば胃の場合だとピロリ菌が‥、肝臓だとC型肝炎が関与しているのは周知だが‥、それらの細胞のDNA(遺伝子情報)を調べると、通常とは違う物質がゲノム(全遺伝情報)にくっついたり、巻きついたりする箇所にヒントがあるという。それをメチル化反応をいい、そのような特異な現象を【エピゲノム】いい、人体の設計図であるゲノムがウイルス感染、ストレス、老化などの後天性の生活環境でも遺伝子自体の構造が変化する現象で、それを精度良く解読する技術が開発されたというのである。つまりがん細胞はエピゲノムの変化で現れるから、それの後天的な変化を元に戻せば根本治療に役立つというのである。これに関する医薬品の開発も10年以内の実用化を進めているが、エピゲノムの国際解読計画に日本は国の予算(約10億円)措置のメドがつかないらしい。従って国際競争で不参加になれば当然不利になる。高度先進の技術開発力があるのに‥なんか民主党が与党になってから大事な研究ほど削られているような気がしてならない。国が予算補助の削減をすれば研究者のモチベーションがさらに下がるだろう。国家レベルで初期投資を惜しまなければ早く実用化するし、しいては高齢化によるがん患者の軽減が医療費の削減に繋がり国の財政も押さえられるのに。
「国立がん研究センター研究所」エピゲノム解析のサイト

氷川神社(さいたま市内)何十年ぶりに参拝に行った

by Digitized Information on 2010年11月22日月曜日





昨日の日曜日は約半世紀ぶりに埼玉のさいたま市内(旧大宮市)にある「氷川神社」参拝にぶらっと行ってきた。亡き父に子供の時、一度だけ連れられて行ったというだけで当時の事は何も覚えていない。氷川神社は武蔵一宮氷川神社とよばれ、埼玉、東京、神奈川に点在する数百の氷川神社の本拠として、二千三百年以上の歴史を持っている。
思っていたより本殿は大きくはないが、参道は2キロメートル弱とかなり長くりっぱであり三の鳥居まである。氷川神社の総元締めに相応しく目の前の社や境内そして参道は新鮮に心に映った。一週間遅れの七五三で鮮やかに着飾った着物の親子が深い緑の御神木や林に木霊していた。
由緒によれば御創立はの第五代孝昭天皇(在位:紀元前475~紀元前393)で113歳と大変長寿だったらしい。お祀りしている神様は須佐之男命(すさのおのみこと)稲田姫命(いなだひめのみこと)大己貴命(おおなむちのみこと)だ。創建されたのが卑弥呼の時代よりさらに500年ぐらい前だから相当の歴史である。皆さんも機会があったら一度訪ねる価値は充分にあると思う。帰りに、大宮市内を散策して横丁の路地に入り気に入った酒場で旬の肴で一杯やって、エキュートで「豆狸」の黒稲荷とガイアの夜明けで紹介されていた「foods stage KITANO」で珍しいソースとお豆腐と愛媛産のじゃこ天と小洒落なスイーツケーキを買い、「鎌倉のまめや」で数種類の豆菓子を買ってがい帰宅した。
「豆狸」
「foods stage KITANO」 このスーパーは品揃えが微妙にKINOKUNIYAとも成城石井とも異なる。
「鎌倉のまめや」

国際放送機器展が幕張メッセで開幕(Inter BEE2010)

by Digitized Information on 2010年11月18日木曜日




第46回を迎える「Inter BEE(国際放送機器展)」は、音と映像と通信のプロフェッショナル展として、日本及び世界中ののトップレベルの放送機器、映像機器、音響機器、周辺アプリケーションやソリューションが一堂に会する展示会だ。日本を始め放送のデジタル化の波及や3D映像技術が急速に広がり始めており、最先端の技術力が結集され披露される場であるのだ。当社は今年も社長以下、数名のスタッフと共に一昨日の夜(16日)から現地入りし、昨日からものすごい量の取材撮影が始まった。今回はE社(情報メディア)のニーズに合うフォーマットで連携して3日間の撮影で即日、WEBニュースで公開する予定だ。展示会場:幕張メッセ 期間:11/17/~11/19
Inter BEE(国際放送機器展)のオフシャルサイト

ここまで来た!! 超簡単。携帯で料理撮影すると、即カロリーを自動計算し判定する。

by Digitized Information on 2010年11月15日月曜日




常にダイエットを気にされている女性に朗報な情報が飛び込んできた。美味しい料理は食べたいが、体形も気になる。しかし、いちいち食した各料理のカロリー計算も大変である。そこでNTTコミュニケーションズは考えた。 これから食べたい料理を携帯電話のカメラで撮影して、その画像を同会社のサーバーに画像転送すると、10万件以上の画像データから最も類似した料理を瞬時に見つけ、メニューとカロリー、分量を推測・推計する。例えばオムライスだと、玉子焼きの色とその分布量や配置の形、さらに皿の形状などの様々のデータを集計する。同様に玉子焼きの上の赤いケチャップソースや添え物の野菜なども同じ手法で算出される。その結果が消費カロリーとして記録され「スリム維持」「健康維持」に必要なコメント・アドバイスがメールで確認できるという。サービスは来年1月(2011年)からNTTのギャラクシーやソフトバンクのアイフォーンなどのスマートフォーンにトライアル版として無料提供するという。 従来からNTTドコモなど各社では食事カロリーを管理するソフトを提供しているが、ユーザーがメニューやカロリーをその都度入力するのが面倒で長続きしなかった意見を反映したアプリソフトになった。 私ならもう一工夫して、人間も画像データとして送信すると体の特長から消費カロリーを計算できるようになると良いんだが、身長や体重などの数値を入れないと難しいかも。
■NTTコミュニケーションズ・健康増進アシストサービス(仮称)

発売を延期して昨日11月11日GOPAN(ゴパン)を発売。

by Digitized Information on 2010年11月12日金曜日




近年、家電でのヒット商品も難しいご時世だが、三洋電機が今年(2010年)7月に発表した、お米から作るパン(米粒パン)の人気がものすごく事前の生産販売台数が注文数に追いつかず約1ヶ月間発売を延期してフル生産し、ようやく昨日の11月11日に発売に漕ぎつけた。これは高価な米粉(こめこ)を使うのではなく家庭にある普通の米(米粒)を投入すると直接パンが作れるパン焼き器で世界初だという。米粒を投入口から入れて、すりつぶし米粉に加工し、水、塩、ドライイーストなどを加えてペースト状の柔らかい生地を作る。さらに、約4時間かけて焼けば、出来上がりだ。食感はモチモチ感があって、小麦アレルギーの人にも喜ばれそうだ。販売価格は約5万円ぐらい。

三洋電機【GOPAN】の商品サイト
当社スタッフも7月の報道発表を取材しているので下記動画でチェックできる。

驚き!!人造人間型ロボットと生身の人間の共演によるロボット演劇

by Digitized Information on 2010年11月11日木曜日



人間そっくりのロボットをアンドロイドというが、そのロボットと本物の人間とが演劇をするという。信じられないが実際に2010年11月10日・11日、東京池袋の劇場で2日間上演される。演出家の平田オリザさんとロボットを開発した大阪大学の石黒浩教授のコラボレーションで実現した。今まで何回か大阪での上演はあるが、東京は今回が初めてで、しかも今回は所謂ロボットタイプではなく、かなり人間にそっくりなリアルな仕上がりで、動きも「人間らしさ」を追及しているという。どういうお芝居か大変興味があるが今回は見逃してしまった。上演時間は約20分とのこと。将来は俳優さんも全部、好みのロボットで代劇する世界が近いとなると、自分の奥さんや旦那さんも自分好みに注文して本物より相性が良いパートナーが出来るかも。ウフフ。
詳しい内容は下記をクリックしてみて。
■ アンドロイド演劇「さよなら」
■ 平田オリザ
■ 石黒浩教授
■ 大阪大学 大学院基礎工学研究科 知能ロボット学研究室(石黒研究室)

ポスターカラーペン「ポスカ」で好きな絵や文字を描くと3D立体視(チョッとスゴクネ~!!)

by Digitized Information on 2010年11月10日水曜日



今年は巷では3D元年と呼ばれ3D上映館や家電売り場は盛況のようだが、文房具業界でも、ついに3D用のステーショナリー・グッズが発売された。 それはポスターカラーをペン型マーカーにした「ポスカ」という名称で20年以上前から世に出している三菱鉛筆の会社だ。 今回は「ポスカ」のうち立体視に適した8色を、3Dメガネなどとセットにした「ポスカ3D8色セット」を発売した。黒い画用紙に自分で描いた絵や文字を専用の3Dメガネで見ると、3次元で楽しむことができるらしい。 暖色(赤系)は飛び出して見え、寒色(青系)はへこんで見えるという。原理は光の屈折で目が錯覚を起こし、色の変化が奥行きの変化に見える仕組み。販売価格は税込みで1942円とちょっと高めだが面白そう。発売中
三菱鉛筆(株) 「ポスカ3D8色セット」新発売(プレスリリース)

お化けカボチャを吊り上げて、車の屋根にドスン!!

by Digitized Information on 2010年11月9日火曜日




先日、日本も「ハロウィンパーティ」を商魂に位置づけて信者でもない一般の連中が、秋のイベントとして寛容に受け入れて行事は終わった。当然、主役はカボチャだが、まっ、それはともかく最近、巨大カボチャ(約542㎏)をクレーンで高く吊り上げて、乗用車の車の屋根に落すという面白いyoutube動画があったので、紹介する。ストレスでイライラしている人は少しスッキリするかも。

新たな表示原理のディスプレイ (MEMSシャッター方式)

by Digitized Information on 2010年11月2日火曜日


従来の液晶ディスプレイの改良でもなく、有機EL次世代ディスプレイでもない、新技術を使ったディスプレイを日立ディスプレイがピクストロニクス社(米国)の技術を導入して開発に漕ぎつけた。
性能は消費電力が従来の液晶ディスプレイの半分になり、色の再現も高く、動きの激しい動画も表示が出来る。原理はMEMSという眼に見えないほどの、微小の電子機械式のシャッターを画素の数だけ作成し、1個、1個の画素にそれぞれMEMSシャッターを配置し、電圧印加に応じて、シャッターの開閉を超高速で連続動作する仕組みだ。さらにそこに従来は白色のLEDだけのバックライトとカラーフィルターや偏光板など、部品点数が増えコスト増になっていたが、今回の場合の光源は赤青緑の3色のLEDのバックライトだけで良い。先ほどのMEMSシャッターと3色のLEDがシンクロしながらシャッターの開閉を制御して、ディスプレイにカラー映像を表示する。このシャッター速度は100マイクロ秒、つまり0.0001秒、言い換えると1万分の1秒とまず従来の液晶との桁違いに驚かされる。応答速度が速いので残像は皆無である。各種のフィルターも不要なので色損失がなく、鮮やかな色調になる。今までの液晶の光の透過率に比べて約10倍も効率が上がっている。日立ディスプレイは、携帯電話端末をターゲットに2011年後半に量産を開始するということだが、個人的には携帯電話用と言わず、エコだし、応答速度も良いから家庭用の大型ディスプレイとして是非、早く実用化してほしい。この情報は先日当社スタッフが取材したので動画でチェックして欲しい。
日立ディスプレイズ・MEMSシャッターディスプレイ試作品を制作(動画)