海水からヨウ素131検出、安全基準の127倍【核分裂の危険副産物】

by Digitized Information on 2011年3月22日火曜日





この度の大地震で第3の恐怖が眼に見えない怪物「放射能汚染」だ。
今日22日(火)の官房長官の午前の記者会見の発表で福島第1原発の放水交付近で国が定めるヨウ素131が安全基準の濃度限度の126・7倍。セシウムも24・8倍の濃度が検出されている。「こうした状況が継続すれば何らかの影響が及ぶ可能性がある。海のモニタリングを強化するよう指示した」と述べ原発付近は元より茨城県、千葉県の海岸付近まで観測範囲を広げる模様だ。
ヨウ素の半減期は約1週間ぐらいだからほとんど心配はない。だから1ヶ月で16分の1に減少し3ヶ月すると約4,000分の1になる。ヨウ素は甲状腺がんのリスクが高くなるらしいが、圧倒的に幼児にその発症が認められているらしいので、小さい子は親が十分今後の報道に注意する必要がある。
一方セシウムは半減期が約30年だから少しやっかいだ。しかしほとんど尿になって出てしまうらしい。チェルノブイリ原発でこれによるがん(肉腫)の患者は発症は無かったというのを信じたい。

ところで福島第一原子力発電所からの距離を10km単位でGoogle Mapに表示するページをmatm5619さんから公開されたので、是非共、自分の居場所が安全圏内なのかどうかの距離を自動計測して地図上に反映表示されるので利用してほしい。
画面上の+-にドラッグスライドすれが拡大縮小が自由にできる。
自分が住んでいる場所や勤務しいる会社、恋人の居る場所など気になる住所を入力すれば、簡単に表示できるしプリントもできる。
■福島第一原発から自分の場所までの距離が簡単に計測できるサイト
また、下記に宮崎教授の今回の原発事故の考察がPDFで記載されているので興味ある方は是非
読んで欲しい。
■大阪大学名誉教授・宮崎慶次 原子力工学

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