超、明るく眩しくて、熱い暑い話。

by Digitized Information on 2010年7月27日火曜日




今は、子供たちは待ちに待った夏休み天国だ。そして今年も連日、晴れた空から脳ミソをジリジリと照りつけて猛暑が続いている。この太陽の光と熱エネルギーは神秘で絶大である。人類が歴史上知っている限りでは太陽の光が低下し真っ暗闇になったことは一度もないのだ。少なくとも46億年の果てしない時間という歴史を蓄積してきた現在のところまでは……
そもそも地球に降り注ぐ太陽の光エネルギー量は18万テラワット(テラ=1兆)だという。ピンと来ないと思うので、例えるとこのエネルギーをすべて電気にかえると、わずか1時間の日射量で全人類が消費する1年分のエネルギーをまかなうことができるとされている。すごい話である。想像を超える莫大なエネルギー、つまり神様から与えられたこのエネルギーを電気資源の活用と考えた場合、その恩恵をほとんど利用しこなかったというか、ようやく人類の英知で有効利用する入り口に立ったのだ。

さて、その光と熱を利用しない手はないと、ようやく今世紀にエコなクリーンエネルギーとして脚光を浴び始めたが、日本を始め各国の大学や企業の研究所でその光や熱を電気に変換する効率に鎬をけづ削っている。
日本では大学民間企業の19の研究機関が密接に連携して研究に取り組み始めた。バックでは内閣府が掲げる「低炭素社会に資する有機系太陽電池の開発」プロジェクトと連携し始めているが、素人の私が思うに日本は火山立国なのだから地熱発電エネルギーがメインなる筈だったが現状では日本の総発電量272,701MWに対して535MWで僅か0.2%にすぎないのである。そん現状ならば20年位前から太陽光熱発電の国家プロジェクトを何故立ち上げなかったのだろうと不思議である。相変わらず他国の様子を見ながらの小フロンティア精神だからローリスク・ローリターンだ。気がつけばドイツやスペインに抜かれている。勿論日本も手を小間手ねいているわけではなかった。シャープや三洋がその頃からこつこつ研究はしていた。
現在「有機系太陽電池」と「有機薄膜太陽電池」に絞って日本が官民一体になって画期的な技術開発に着手したらしい。再び技術立国になって、特に東南アジア、アフリカ、中近東、ロシア、中南米、オーストリアなどに地球を汚さないクリーンな電気エネルギーを供給できるかも知れない。
しかし今から供給地(消費国)への覇権争いのテーブルにつかないと他国の技術に汚染されてしまう。いつも日本は後手後手のネゴシエーションでプレゼンが下手だ。 (立ち上がれニッポン!)
外交を含めた押しの強い営業展開を即応体制で実行しないと、せっかく磨き上げた先端技術が台無しだ。是が非でも頑張ってもらいたいものだ。未来のシナリオは先端技術[国際特許]の開発生産=世界へ供給=日本の経済繁栄=社会福祉の充実=所得の上昇=少子化の歯止めになる。だから日本の女性事業仕分け担当大臣が発言した2位では絶対駄目なのだ。
日本政府も見栄だけの活かされきれてないODAをばら撒く金を即刻中止し、国内の福祉と教育と年金と技術開発資金や防衛費などに使ってもらいたい。タイトル通り内容が熱くなリ過ぎたしブログが長過ぎたので、ここらで頭を冷やすとするか。

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