3D裸眼立体視ディスプレイを多人数で囲んで見るディスプレイ

by Digitized Information on 2010年7月6日火曜日



また凄い先端技術が情報通信機構(NICT)・けいはんな研究所から7月1日に公開された。試作されたディスプレイは従来のボリュームディスプレイ(透明のケース内に浮かび上がらせる技術)と異なり、3Dの立体映像をメガネを使わずに、複数の人が約80センチの円形テープルに座りながらテーブルの中央に、3次元(3D)の立体映像を映し出して見る仕組み。実際にテーブルの中心には装置はなく平面なのだが、システムをONにすると、テーブルの真ん中の空間に長さと幅が10センチメートル、高さが約5センチメートル前後のアヒルのオモチャが立体的に映し出される。応用例としては博物館での展示や円卓会議が期待できそうだ。完成前の建築物などの立体表示をあらゆる角度方向を視認するのにも便利のようだ。
試作したディスプレイはエフ・ビジョンという名前で、仕組みはテーブル表面の透明のアクリル樹脂に特殊な光学素子を採用し、その円卓の(へり)の下に、小型プロジェクター96個が埋められ、中央に向けてプロジェクターから光を照射すると光が垂直方向に拡散する。これが右目と左目に違った映像が届き、視覚作用で立体的な映像に見える仕組みである。(書いている本人は少ししか理解できない。)
現在は120度までの視野を確認しているという。更に高解像度を高めて実用化に拍車をかけるという。
なお当社は先日急遽、京都の「けいはんな研究所」の吉田俊介担当員に取材撮影に行って来たので、ぜひ、下記動画を見てほしい。将来スターウォーズのような画面が実現するかも知れない。
(しかし正直まだ画質が、今一だが今後数年内で格段に良くなるとの事)
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