日本人の器用さはDNAによって引き継がれている

by Digitized Information on 2011年10月26日水曜日






今日は日本の足元に向けてみようと思う。元々日本人は昔から器用で勤勉のDNAが入っている。そこには「ひたむきさ」「実直さ」そして限られた条件で工夫する努力が、皆人一倍あったような気がする。最近はそういう技術に支えられて来た技術立国も、国際社会で認められながらも、諸外国の追い上げも強くなってきた。私も昔はミツトヨ製のノギスやシックネスゲージ(すきまゲージ)、やデプスゲージ(深さゲージ)を駆使して工作物を計測しながら、最後の仕上げは手の指の裏の感触を頼りに、修正加工した事を昨日のように覚えている。

話は変わるが、内外問わず各地で技術力を競うオリンピックも盛んになってきている。今日はその中で、株式会社 森精機製作所が主催する第8回 切削加工ドリームコンテストの受賞作品を紹介するので興味ある人は各サイトで「ふーん」と唸ってほしいと思う。

特にアカデミック部門の金賞を受賞した「超精密・マイクロメビウスの輪」の加工技術は優れもの。(3Dのねじれ形状の微細なメビウスの輪を全体として高い仕上げ制度で加工されている点が評価された。)

その他にも、サイトを見て頂くと素晴らしい作品が数多くあるので、サイトを覗いて欲しい。


第8回 切削加工ドリームコンテスト受賞作品のサイト

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