エネルギーハーべスティング技術とは?

by Digitized Information on 2010年8月24日火曜日






日本は20年位前から「環境発電」というジャンルの研究が進み始めてるが、これは自然界の風なら風力発電、海の波なら波力発電、太陽の光なら太陽光発電となる。これに加えて最近注目されているのが人間の日常生活の行動パターンから発電する実験が実用段階まで来ている。つまり私達は歩いたり、叩いたり、押したり、何かを上下に動かしたり、何かを踏んだりすることが日常の行動でたくさんあるが、それを科学的な見地でみると振動とういう言葉になる。振動は建物や橋などでも発生する。これらの振動はわずかであるが、設置場所の微弱な振動で数ワットの電力を発生させる技術が可能になり、実証段階に入っている。世界的には海外が先行しているというが、日本も負けていない。オムロンや村田製作所、パナソニック、ミツミ電機、ローム、NTTデータ経営研など10社以上が 共同事業体を立ち上げたそうだ。
身の回りにある微小なエネルギーを電力に変える「エネルギーハーべスティング技術」は日本の電子部品分野の産業にはうってつけだと思う。参考までに先日オムロン様のブースでスタッフが取材撮影をして来たので是非、見てほしい。


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